(あ〜 寒ブリが釣りたいな〜  )と思いたい 今日この頃です

先週、柳氏と行った『フィッシングショー大阪2010』で釣りの意欲が湧いてくるかと思われましたが、だめでした。

会場で見た、マグロの解体ショーで流れていたマグロの歌が、妙に耳にこびりついてはなれません。

あのふしぎな歌はなんだったんだろうと思い、調べてみたところ、漁港というロックバンドがうたっているうたでした。

まぐろの解体ショーを見ている間、何度も何度もこの歌が流れていたので、とうとう頭の中にインプットされました。

この歌を一時間ぐらい繰り返し聴いていると自然に頭にこびりつき、思わず口ずさんでしまいますよ

一度聞いてみてください。



今回はブリについて調べてみました。

関西では昨年からメジロは釣れていますがブリはなかなか釣れていません。

もうシーズンは終わりましたが、なぜブリは釣れていないのか調べてみました。

(由来)
漢字で「鰤」。

由来は

■「『大言海』にあぶらの転訛であり、脂肪の多いことから〈あぶら〉→〈ぶら〉→〈ぶり〉」に変化したそうです。

■「江戸時代の『日本山海名産図絵』に〈老魚の意をもって“年経(へ)りたるを”“老(ふ)り”により『ふり』の魚というそうです。

■「身が赤くて“ぶりぶり”しているため」だそうです

■「雪の降る頃によく捕れて、味もよいので〈降りの魚〉の意味だそうです

■「頭魚、丸い頭の魚、丸くて大きな頭の〈丸〉を〈つぶり〉というの〈つ〉を省いたものだそうです
などと、いろいろな説があるそうです

(地方名・市場名)

出世魚。成長段階での各地での呼び名があり下記の呼び方があるそうです。

東京/ワカシ、ワカナ、ワカナゴ(10〜15センチ)、イナダ(30〜40センチ)、

相模湾(関東)/ワカシ、イナダ、サンパク、ワラサ、ブリ

関西(大阪など)/ツバス(10〜15センチ)、ハマチ(20〜40センチ)、メジロ(50〜60センチ)、

ブリ(80センチ以上)

和歌山県/ワカナゴ(10〜15センチ)、ツバス((20センチ前後)、イナダ、イナラ(25〜30センチ)、

ハマチ(30〜40センチ)、メジロ(50〜60センチ)、ブリ(60センチ以上)、オオイオ((70〜80センチ)、

ドタブリ(1メートル以上)

三陸/ツバエソ・ツバイソ(6センチ前後)、コズクラ(9〜15センチ)、フクラギ・フクラゲ(30〜45センチ)、

アオブリ、ハナジロ、ガンド、ブリ

島根県/モジャコ、ショウジンゴ(ツバス、ワカナ)、ハマチ(ヤズ)、メジ、マルゴ、ブリ

高知県/モジャッコ(6センチ以下)、モジャコ(10センチ前後)、ワカナゴ(12〜20センチ)、ハマチ(30〜40センチ)、

メジロ(40〜50センチ)、ブリ(60センチ以上)、オオイオ(80センチ以上)

九州北部/ワカナゴ(9〜12センチ)、ヤズ(15〜20センチ)、ハマチ(30〜40センチ)、

メジロ(50〜60センチ)、ブリ(80センチ以上)、オオウオ(1メートル)

(形態)
1メートルを超える。紡錘形。ヒラマサに似ているそうです    
↓ブリの上あご、上後角は角張っているそうです。        

見分け方
↓ヒラマサの上あご、上後角は丸くアールを描いているそうです。


(生態)

産卵場は房総半島、能登半島以南。

産卵期は南ほど早く2月から7月。

1年で32センチ前後、2年で50センチ前後、3年で65〜70センチ、4年で75センチ前後、5年で80センチを超える。

約1年で20センチ程成長するので去年のメジロが今年ブリになると思われます。

稚魚期は甲殻類、その後はイワシ類、アジ類、イカ類など肉食に。

水温の上昇とともに北に回遊、水温が下がってくると南下するそうです。 早くブリになってほしいな〜  

また今年もまぐろがきてほしいな〜

などと、大きな夢をもつのでありましたが、春先まで引きこもりが続くと思われる今日この頃です。


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